CPL2207 緑コブラ
新しく発売となった緑コブラについて
モーターの特徴は軽量化されているところで、CPシリーズの2207は約35g
緑のCPLシリーズは約29gとなります。
外側のベルの形状は前のCMモデルと同じ設計になっています。
この形状が一部で不評であまりイケてない。
折角であればCPシリーズと同じにした方が良かったと思うのですが、モーター設計者のこだわりがどうやらあるようです。
MAX thrustはCPより10-15%落ちると聞いており、軽量化の商品を出したのは一部のユーザーから需要があった為と説明を受けました。
で、実際にとばした所、やはりパワー不足を感じてしまいます。
飛び出してからの加速の伸びが遅いです。回転のスムーズさも金コブラのようなシルク感があまりありません。
違うモーターとして考えた方が良さそうです。
良いところは、ターンが結構綺麗に決まります。中高速域での安定感は結構良いかもしれません。金コブラはクイックにキュっと曲がる感じですが、緑は旋回する感じで曲がっていく印象です。
ただレーサーとして大事なのは安定より、速く曲がれて直線で伸びるモーターだと思うので、僕はこのモーターでレースに出ようとは思いません。
一個6gで合計24gの軽量化をした所で、スラスト値が下がってしまっては、やはり意味がないという事でしょうかね。。。
佐野の模擬コースを作って、緑と金コブラの飛ばし比べもしました。
タイム計測もしましたが、やはり金コブラより平均して1.5秒ほど遅い結果となりました。
めちゃめちゃ頑張って金コブラと同タイムを出す事は出来たのですが、やはり僕の実力では安定してfastestに近いラップを刻み続ける事は出来ませんでした。
やはりパワーのあるモーターを使った方が楽に速いラップを出す事ができます。
動画は新品のCPL2207-2750と使い古したCP2207-2600の飛ばし比べです。
これだけだと緑は駄目じゃんってなると思いますが、あくまでCPシリーズと比べた結果ですので、そこは仕方ないです。
CPシリーズがコブラモーターの中でもトップラインのシリーズなので、それを超えるのは難しいのと、金コブラの完成度が高すぎるというのもあると思います。
Vectorの設計者とも話をしましたが、CPLシリーズを使う事は無さそうです。
という事で、dknbFPVショップでは取り扱いは一旦しない方向で決めました。
(改良が加わり良くなれば、また別の話です)
自分で試してみないと分からない!試してみたいという方は、公式ショップでお買い求めください。違いを比べて見るのも面白いと思います。
改めて金コブラの良さが分かるかも?w
モーターだけ写真で見ると、色はイマイチな感じですが実物は何気にカッコいいですよ!w
金コブラはこちらからお買い求め頂けます
小ネタ
それだけで記事を書くほどでも無いけど、ちょっとした事が多々あるのが、この業界な気がします。
変化が速いからこそかもしれませんね^ ^
Foxeer Arrow v3のカメラのコネクタ
OSDを変えるためのリモコンのコネクタが、最近のロットから変更になってます!
なんでこんなマイナーな所変えるんだよ!!今使ってるリモコンと互換なくなるから面倒じゃん!って感じです。
ただ前の形状ってコネクタから金属部が丸見えで、一回FCの配線か何かに触れてショートした事があるので、それを防ぐために変えたのかもですね。
面倒ですが、既存と最新のカメラでリモコンが使えるよう、変換アダプタなる物を一応作りました。
変わったといってもオスメスが入れ替わっただけなんですが。
そんなに試しているわけではありませんが、個人的には結構気に入っていて既に全機体を3.2に変えて運用しちゃってます。
crash recovery
ゲートなどにぶつかるとクラッシュを検知して、機体を瞬時に水平にしてくれるという素晴らしい機能です。
広いコースなら良いのですが、狭い所で発動すると機体が予期せぬ方向へ飛んでって危ないかもしれないらしい。自分でリカバリできる人は無くても良いかもしれませんが、動画とか観てると本当に一瞬で水平になってたりするので、あれはあれで楽そうだなーとか思います。
ただペラが折れたりしてると、機能が勝手に頑張ってしまってモーターが焼けるとかどうとか?
そんな馬鹿なーって事にはならないよう改良されていくとは思われます。
設定はCLIにて手動でオンに。
anti turtle mode
ちまたで話題ですが、果たして恩恵を受けられる日は来るのでしょうか。
大体クラッシュするとペラが曲がったり折れたり、モーターに砂入ったり、草が絡まったりで、使える状況は少なそうです。
まあ生存確率を上げる話だと思いますので、やれる人はやっといた方が良いというお話ですかね。
設定したい人はblheliのバージョンを16.67に。
オフィシャルバージョンの16.63を推奨してる人多いですが、16.63は結構バグがあって厄介でした。
dynamic filter
前にfilter関連をPT1にして、notch系を全部オフにしたら、超速レスポンスで最強だよ!
って流行が数ヶ月前くらいにあったと思います。
つかBetaflightのフィルタ設定をデフォルト使ってるの頭悪くね?そんなの初心者だけだよみたいな事をBorisBさんも言ってたと思いますが、それの進化版みたいな感じ。
やるとレスポンス速くなると思います?
なぜか最近、色んな設定や環境が変わりすぎてて、もはや何がどう影響してるのかすら把握できていないフライヤーとしては駄目駄目の最悪な状況なのですが、とりあえず試してみて良い!と思ったものは全て反映しています。
本来は1つずつ試してどうだったかと検証すべきなのですが、試さなきゃいけない設定やパーツが多すぎて、しかもレース間隔短くて時間もないので、とりあえずガッチャンコして自分の感覚で一番良いものはどれだの結果となっているのが今です。。。
こういうのを丁寧に試して比較するのが本当は面白いのに、なんだかそれが出来なくて残念な感じではあります。
設定方法はオンにしてから、notch系を0にして、PT1に変更するだけです。前はCLIだったのに、この辺も全部GUIで出来るようになってるのも親切だなーと思います。
※注意しなきゃいけないのはこれやるとモーター燃えやすくなります。フィルタ関連は初心者がモーター燃やさない為にあるものなので
※あ、はい。僕も初心者なんでモーター沢山燃やしてます
anti gravity
色々な所で沢山説明されてると思うので、今さら必要ないと思いますが、僕なりの体感でいうと、車やバイクのトラクションコントロールと全く似た感覚を感じます。
最近はあまり飛ばしてない日が多いのですが、一時期はめちゃめちゃ実機を飛ばしまくっていた時があって、その時はアンチグラビティをオンにすると、トラクションコントロールみたいなのが働いてて気持ち悪い!!って感じで使ってませんでした。
人間の感覚で手動でアジャストしてるから変な機能はイランと喰わず嫌いでしたが、最近は使ってますwww
確か兵庫のレース後辺りから使ってると思います。
こんなのソフトウェアに任せた方が楽じゃんと考えが丸っ切り変わりましたw
ちゃんと論理的に判断した結果なのですが、説明すると長いので割愛します。
黙って使っておけば良いんだーみたいな感じに今はなってますwすみませんw
Revolt
ようやくBF3.2になってからUART4が使えるようになりました。今まではsbusがUART1のみしか取れなかったので不安がありましたが、これで少しは安心かも?
DFU
前はCLIにてdfuとかdfu modeでDFUに移行できましたが、3.2からbl とコマンド名が変更に。
そういえばモーター逆回転もコマンド名が変わってましたが、GUIで変更できるので、もう関係ありませんね!
Betaflight OSD
最近はOmnibus系のF4 FCを使う事もあるのですが、OSDいいですよね。
でも、電圧以外にOSDって使うの?と聞かれると大して使いません。
VTXのTBSやTrampはOSDから周波数が変更できます。確かに楽なのですが、押しボタン方式に慣れすぎていて特に困ってないので、無くても困りはしません。
OSDでPIDも変えられるよって話もありますが、PIDも値が決まってしまっていて、ここ数ヶ月変えてません笑
じゃあなんでOSD使うの?って聞かれるとよく分かりませんが、あると使いたくなるものですよね笑
他にも小ネタ沢山ありそうなのですが、いつもメモっておく習慣がないので、すぐに忘れてしまいます。老化って怖いですね。。。
また気付いた時にでもメモがわりにブログ更新できたらと思います。
Fatshark(ドローン用ゴーグル)をカスタマイズして洒落乙に
書くことがあまり無くて更新が滞っていますが久々に!
ゴーグルのカスタマイズについて。
Fatsharkの外装をカスタムしている人をあまり見かけません。
それもあってか、ステッカー貼ったり塗装してたりする人を見かけると、かっちょえーなーと思うことがしばしばあったのですが、前回のレースに参加した際、水圧転写をやっている方のゴーグルを拝見する機会があり、これが凄く良い感じで僕も試してみたいなと思い、少しだけ話を聞いてみる事にしました。
すると、何とその方は全部ご自身でやられてるようで、デザインのバリエーションも豊かとの事。
かなり興味をそそられましたが、その日はレース中ということもあり、後日詳しい話を伺う約束をしその場を後にしました。
そして、後日詳しく話を聞いてみましたら、水圧転写をする場合、パーツを全部分解し、転写するパーツ1つ1つを水に付ける作業が必要になってくるらしいです。
ゴーグルの中には電子基板が入っているので当然と言えば当然なのかもしれませんが、恐ろしく手間が掛かることが容易に想像できます。
そんなリスクを負って作業してくれる処なんて、無いと思います。。。
転写した後はクリアーを吹いてカッチリと固めて頂けます。
かなり面倒な作業工程にも関わらず、作業自体は3日程度で出来てしまうという事でした。
あまり長期間FPVできないと辛いのですが、予定が詰まっていて飛ばせない時を狙って預けてしまえば、3日間であれば何とか耐えられます笑
という事で、丁度忙しくて飛ばせない日程があったので、お願いすることに。
途中経過などは無く、いきなり完成品の写真で申し訳ありませんが、
仕上がりはこんな感じに!!!
超カッコよくないですか?!
ちゃんと裏側の中まで丁寧に作業頂いており感動!!
これで誰かのゴーグルと間違う事も無くなりますし、兎に角カッコいいので装着するだけでテンションが上がります。
なんだか今までより速くなれるような気もしています笑
「自分もカスタムしたい!!」という方がいらっしゃいましたら、気軽に下記連絡先までお問合せ下さいませ^^
nonsaya0925@gmail.com
転写するフィルムは結構種類があるので、沢山ある中から選べます!
また自分でデザインしたものを透明フィルムに印刷し、それを転写する事も可能のようです。
オリジナリティーを出したい人におすすめです^^
ちなみに、ゴーグルのバッテリーは、ここ数ヶ月は18650が使えるこれを使ってます。
18650を幾つか持ってるので、簡単に交換できるのでオススメです。
このFatsharkのバッテリーケース、でかくて不便そうに見えるのですが、ゴーグルのベルトにストラップで巻きつけて、頭の真後ろにセットしてあげます。
純正バッテリーだと、バッテリーの位置が横に来る(耳の上あたり)ので、めっちゃバランス悪くて嫌だったのですが、このように後ろにする事で非常にバランスが良くバッテリーが気にならなくなるので、本当におすすめです。
で、真後ろにセットすると、DCプラグのケーブルが短く、電源まで届かなく困ると思います。
そこで活躍するのがコレw
こうなることを見越して用意されているのではと思ってしまう程、丁度よい商品が売ってますw
スイッチが付いているので、プラグを抜き差しせずとも手元で簡単にゴーグルのON、OFFができるので、便利で気に入っています。
ただクオリティが低いのでもっとカッコイイやつ知ってる人いませんか?ww
教えて欲しいです。。。
あとはFuriousFPVのTrue-Dのファームウェアです。
Ver3.6が出ているみたいなので、アップデートしてみました。
DVRの画質が良くなるって書いてたので、少しだけ期待してます。