機体セッティング
新型のVX-05が発売となったので、直近は機体調整をしていました。
VX-05は真X型とストレッチX型の2種類が発売となっています。
X型はターンの時に切れ込んでいける感じで、自分の行きたいラインに乗せられる感じが非常に良いです。
S型はターンの時に若干流れる感じがありますが、トップスピードはXより速いと思います。(実際に計測したわけではありません)
スピード重視で行くのか、ライン重視でいくのかで分かれてきそうですが、やはりフィーリングで決めるのが一番だと思います。
韓国のパイロットでは、X型を好んでいる選手がS型を飛ばすとタイムが遅くなり、S型を好んでいるパイロットは逆にXを飛ばすとタイムが遅くなるという面白い結果も出ています。
どちらが良いという事は無く、自分に合う方を選ぶ事が重要だと思います。
海外のVectorパイロットも、X型とS型の選択は丁度半分に別れました。
国内でいうと私と匠君はX型、横田さんはS型の選択をしています。
私の場合、Sにすると余計な動きが出てタイムが遅かったので、飛ばしやすくて、ガンガン切れ込んでいける感じが非常に自分の相性と良くXを選択しました。
VX05は空気抵抗を極限まで下げる為にアームの幅が細くなっています。
その分厚みを増して強度を高めているのですが、先週、練習用のアームも別に発売となりました。
こちらは幅を3mmくらい広げて、コーティング剤もより強度の高いものを使うようにしています。その代わり10g位、重くなります。
一応テストでサンプルを貰っているので、今度レビューをしたいと思います。
最初に仕入れようかとも思ったのですが、周りの何人かにアドバイスを聞くと、本番と環境が変わるのであればいらないという意見が多かったので、初期ロットは見送りました。
あと今回の機体調整で色々と試したのが4in1 ESCとカメラ周り。
FCもRF1 500や、お馴染みのBFで色々と比較しましたが、その辺はまた今度。
今回は4in1に関して。
まずblheli32は個人的にめちゃめちゃ好みです。
最初使った時は、なんかスカスカする印象だったのですが、実際はそうでなく、慣れると解像度がめちゃくちゃ上がってるのが分かってきます。
より繊細でコントローラブルです。
設定はもちろんdshot1200にするのですが、
物によっては、なんちゃってdshot1200な商品もありましたので要注意です。
製品によってパワーの出方や解像度が異なる所が面白いです。
今回比較したのは代表的な下記5つ
・HobbyWing XRotor Micro 40A 4in1
・Aikon 4in1
・DALRC Engine
・Typhoon32
・Spedix GS35
(この5つ以外にもRacerstarとか試したものもあります)
この中でも良かったのがSpedix のBLHeli32の4in1でした。
パワーの出方や解像度なんかの点で、非常に満足しています。
AikonやHobbyWingはパワーの出方がいまいち。
DALRCは解像度がいまいち。
Typhoon32も良かったのですが、パワーの出方がSpedixの方が良かったです。
ということで少量ですが当ショップでお裾分けです。
少量なので売り切れたらゴメンナサイ。
Spedix GS35 35A 4-in-1 2-4s BLHeli_32 Dshot ESC | dknbFPV
評判良ければ、追加で仕入しておきます。
ぜひお試し頂き、違いを感じて頂けたらと思います^^
RF1は条件が異なるので比較からは除外しています。
BFとは同じスティック操作でも挙動が違うので純粋な比較はできないなと思いました。
今回もテストの為だけに無駄に5機も組んでしまって何やってるんだろうという感じですが、パイロットでないとこんな贅沢な比較はできないと思ったので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。