ESCの基本的なこと
ESCについて調べたことのまとめ
基本的なセッティング
FCのLooptimeよりESCのrefresh rateの方を速い設定にしなければならない。簡単に説明すると、FCが出す指示の速度よりESCの反応速度が遅いと、正確に命令を受け取れなくなってしまう。極端に言うと操作通りに動かなくなってしまう。
FC
- 8kHz = 125us looptime
- 4kHz = 250us looptime
- 2kHz = 500us looptime
- 1kHz = 1000us looptime
ESC
プロセッサと稼働できるFirmware
- Atmel = SimonK & BLHeli
- Silabs = BLHeli
現在の主流はSilabs
Refresh Rate
- standard PMW = 1ms - 2ms
- oneshot125 = 125 - 250us
- oneshot42 = 42 - 84us
- multishot = 5 - 25us
oneshot125はFCの8kHz(125us)設定では上手く動作しない。
ちなみにSkitzo様は『oneshot125もmultishotも違いなんか分かんねえ』とおっしゃってました。限られた一流のレーサーには違いを認識出来るのだろうか?msではなくusなんてもはや人間には不可能な気が。。。
BLHeli
- DYS XM20A = Silabs F396
- Littlebee 20A = Silabs F330
- Littlebee 20A Pro = F396 MCU
- EMAX lightning 20A = F396 MCU
MCUチップ
- F39X(F396) = 50MHz
- F330 = 25MHz
F330以前のMCUはクロック周波数が遅いのでMultishot対応不可
BLHeli_S
BLHeliの後継ファームウェアでレスポンスの高速化。
BLHeli_sに対応した設計でないとBLHeliからのアップデートは不可能。
- Aikon SEFM シリーズ
- DYS XSシリーズ
- EMAX lightning_s シリーズ
トレンドは8bitから32bitのMCUへ
- KISS 24A Race Edition
- V-Good Firefly
- Gemfan Maverick
8bitでもまだ余裕があり32bitの恩恵はまだ少ない。これからに期待。
32bitによるメリット