石垣島ドローンレース〜準備〜
ハウステンボスが終えたばかりだというのに、もう次の石垣島レースが今週の金曜日から開催される。
招待状が送られてきた。始まるのだな〜と実感が湧いてくる。
ハウステンボスの時はそちらにばかり集中していたので、石垣の事は何も準備しておらず、長崎から帰ってきてから急いで機体の用意が始まった。
しかも今回はデジタルVTXのProsightを使用しなければならないので、これまた初めての機体調整となる。真面目に時間が足りない。
長崎から帰ったのが火曜なので、準備期間が2週間も無い(^_^;)
最初に機体を2つ用意しました。
まずはVector VX03
prosightを強引に載せましたが、意外とバランスも崩れず良い感じ。ただ重量がパナいので、ダイエットが必要です。
次に用意したのがQAV-RにProsightを搭載
カメラマウントとアンテナマウントを作製してもらいました。
しかしこれまた重量級でヤバイ(´Д` )
QAV-Rはそもそも機体が重いのでレースでは闘えないと決断。T^T
そこで急遽用意したのがProsight専用フレームのXbee-P
組み立てるとこんな感じ
専用設計なだけあって収まりが良い。アームが細いので全体の重量も、そこまで重くないです。バッテリー抜きで360gくらい。
で、実際にprosightを飛ばしてみると、まあ色々と問題が起こります。VTXがブラックアウトしたり、ブロックノイズが酷かったり。
何故か知らないけどescやPDBが燃えたりとか(^_^;)
時間無いっていうのに、機体をビルドしてからロクに飛ばせない状況が続きます。
そんで最終的には、機体の癖とか色々な事を考えてこの二機で参戦する事に決まりました。
やはりvx03は優秀すぎです(≧∇≦)
コースはこんな感じ
一度模擬コースを作って飛ばしました。
特に難しいことはないのですが、慣れないデジタルがちょっと不安です。カメラの画角も狭いし。。
あと持ってるFatsharkがHD2なので、16:9の映像に対応してません。
4:3で表示されるので、縦と横が引き伸ばされたり、圧縮されたりで違和感ありまくりで飛ばしてます(笑
こんなんでまともにレースできるのか?と心配もありますが、あと2日の間に何とか慣れたいと思います(^_^;)
ドローンレース@ハウステンボス
2017/2/17-19に開催
前回大会で優勝したので招待選手という事で参加させて頂きました。
選手の皆さん、運営の皆さん、お疲れ様でした。
そして応援してくれた方々、本当にありがとうございました。期待に応えられず申し訳ない気持ちで一杯です。
大会ではブログを読んでくれている方が意外と多くいたのでビックリしました。ご挨拶頂きありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。
レース参加に関しては金曜が練習日として設定されていたのですが、自分は都合がつかなくて土曜からしか参加できなくて、当日は最初慌てまくりで、余裕がありませんでした笑
とにかく不甲斐ない感じの結果ではありましたが、学ぶことは本当に沢山あった。
レースの経験不足もありますが、何が足りないかがより明確になったのは収穫です。
今後の課題が増えたので大変なんですけどね(^_^;)
ドローンレースの模様はニコ生で配信されていたので簡単に。
会場はパレスハウステンボスの庭園。ゲートはトラスなので、ぶつければ大破で、遠くにいてもカキンと音が聞こえてました笑
こちらは正面のメインストレート。
真ん中に水が流れていて、ネットが張っていますが落ちると危険。自分も前のモーターが着水しちゃいましたw
日が暮れはじめ、機体に搭載したLEDも目立つようになってきます。
丁度6時がLEDの点灯で、それに合わせて本線がスタート。
本戦二回目は真っ暗。LEDが綺麗ですね〜
トラスゲートやコースラインにもLEDが点いてドローンレースの雰囲気が出てきます。
折角の綺麗な夜間コースだったのに、ほとんど飛ばせなかったのが残念。また来年も開催して下さい!
続いてレースに関して。
あまりノウハウ的なことを書くと困る人もいるかもしれないので、自分なりの所感を書いたら参加できなかった人の参考にもなるかなと思うので簡単に記録に残したいと思います。
まず今回のレースコースに関してはフルスロットルを入れっぱの部分がかなりありました。
恐らくコース全体の半分位?
マジでバッテリーに優しくない(´Д` )
そんな感じなので、使用するバッテリーとモーターの優劣がモロにタイムに出たと思う。
特に岡さんや音田さんは2207なので速かったです。
矢田さんは2305でしたが、バッテリーがPeanutsという状況の中で、めっちゃ健闘してたと思う。まじ凄い。
自分はマグレみたいなもんですが日中に行われた予選のタイムは2位で通過しました。
というのも、やはりモーターに2207の2600Kvを持って行ったからだと思います。
フルスロットルゾーンが三箇所もあったので、そういった事情でモーターの差が顕著にでていたと思われます。
自分は電流流れすぎたせいでXT60のコネクタの根元が溶けてましたし、接点部分は黒く焦げてました笑
今の市場のパーツ供給を考えると、2205はもう終焉のようですね。
そして夜間フライト。これはカメラ選びが本当に重要だと思いました。僕は夜間飛ばすのが初めてで、暗闇もLEDコースも本番レースでいきなりだったので、視界が悪くてヨーイドンで即死亡しちゃいました。
まず使ったカメラがArrow V2でカメラの明るさ調整とかの設定が昼間用になってて、当然変える時間も調整のタイミングも無かったので仕方ありません。またセンサーもIR Blockだったのもダメでしたね。せめてSensitiveの方だったら違ったのかもしれません。
あとはゴーグルの明暗調整もうまく設定出来なかったのも駄目でしたT^T
なんか書いてて言い訳っぽい感じで情けない(^_^;)
ちなみに他の参加者の方々が使ってたカメラはRuncam EagleやOwl Plus、Foxeer Monsterとかで、これらは割と良く見えていたらしいです。
レースは事前準備で8割決まると言われますが、ドローンレースにおいてはその割合がもっと高いかもしれません。
また最近練習をしてて、オールマイティなセッティングより、コースに合わせたセッティングをした方が絶対に速いなと感じています。
どんなセッティングをするかは個々のノウハウになってきますが。
そういった意味でコース情報を仕入れてから、いかにセッティング出しとライン取りの練習をできるかが今後の鍵になってくるのだなと思います。
趣味として楽しくやりたいというモチベーションなのか、ガチで勝ちに行きたいと考えるのかで、必要な時間やコストは当然違います。
ただ、どちらであっても限られた中でベストを尽くして自分にとっての最高の結果を出すという事は共通の目標であり、レースに出る意義なのだと思います。
だから今後レースがもっと発展して面白くなっていったら良いなと思うばかりです。
まあ何より楽しめたので良かったです(*^o^*)
FCのマウント
FCやPDBのマウント方法について
ビルド動画を見たり、フレームの付属品から、PDBやFCのマウントにはナイロンのスタンドオフを使うのが当たり前?な感じがあります。
ただ、この方法だと墜落の仕方によってはバッテリーと共にコネクタが引っ張られ、ナイロンのネジが結構折れやすい感じがあります。
そこで最近はステンレスのネジを使っています。
今のフレームには15mmとか20mmが良い長さ。
これで折れづらくなるので修理が減るのではと期待しています。
ただし、今まではナイロンが折れてくれてた事で、衝撃を逃がしてくれていましたが、今後PDB基盤に負荷が掛かるのではと懸念もあります。ここは様子を見ていきたいですね。
ステンレスに変えた事で振動が出るようになったとかも今の所ありません。墜落もしてますが、まだPDB折れもありません(^_^;)
もし基盤に影響が出るようだったら、こういったスタンドオフに固定できるXT60で対策しようと思います。
これは確か前にホビキンで買いました。
マウントはネジをフレーム下からぶっ刺して、スペーサーやナットで挟んでいく感じです。
FCの上下にはOリングを挟むと良い感じです。
またRevolt V2になってからマウント方法がグロメットに変わったのも良い感じです。
ネジの軸に触れなくなったので、より振動対策となります。
この方法が気に入ってしまい、他のFCにも使えそうなので大量に買ってしまいましたw
活用していきたいと思います。
グロメットはRaceflight公式サイトで買えます。
ちなみにRevolt V2以外のFCに使う場合はマウント穴を広げる加工が必要です。
動画で分かりやすく紹介してくれている人がいました
Intalling Raceflight Grommet (gummies) kit
振動に悩んでいる人がいましたら、ぜひ参考にしてみて下さい(^^